仮面ライダー鎧武　第一話　感想

2013年10月12日

　葛葉紘汰イラストで描くとこんなイメージ。
　線が太くて、男らしい顔立ちになると思う。

　しばらく続いてきた先のシュッとした男前路線の主人公ではなく、どちらかと言えばサブライダーやモブにいるタイプのキャラに見えます。
　直球美形さんはライバル系が担うという所でしょうか。
　ライダー主役にしては珍しい、真面目に働く好青年という感じですね。
　ウィザード特別編の立ち回りを見るに、結構乱暴な性格のキャラかと思ってたんですが、そんな様子はないなあ。
　単純に設定が固まってなかったのか、今後、性格が変わっていくような展開になるのか。
　まあ、おそらく前者ですね。（Wの映画に先駆けて出てきた時の火野映司もちょっと性格違いましたからね）

　ライダー同士の対立を前に出してるだけあって、やはり龍騎のイメージに重なります。
　ただ、それだけでなく不安を掻き立てるような要素が色々散見してヤバイ事が起きているという感じが強調されているように思います。
　怪しく暗い異世界の森、抜けられぬ戦いの始まりを告げる謎の少女、それにOPで見られる格子に隔てたれた場所から何事かを叫ぶ主人公。
　脚本家の実績を知るせいで過度に考えるきらいはあるかもしれませんが、この暗くて不気味な雰囲気は平成シリーズ初期作品の世界観に似ていて、個人的には好きです。

　第一話から後々、伏線となるようなポイントが散見していてどういう繋がりを見せていくのか楽しみです。
　個人的には巨大企業の陰謀的な話が好きなので、龍玄、斬月の背負う役割がどんななのかに注目して見て行きたいと思っています。