鎧武　第19話　贈られた秘密兵器　感想

2014年2月25日

　流石はスペック最強。貫禄のデビュー戦でしたね。
　主人公と対比となるようなモチーフとスーツの色、ゲネシス勢最後の登場キャラ、そして計画の中心人物ということを考えると、彼がラスボスかと思ってたんですが、どうもそうでは無い様子。
　意外な一言だったのは、マリカが本気を見せていないと指摘した所。
　戦極龍馬に対する常に忠実な態度と、17話でジンバーレモンの性能を賞賛している所なんかを見るに、彼の才能の信奉者かと思ってましたが、どうやらそれは見せかけで、何か他の思惑で動いていると示唆されましたね。
　DJサガラもそうですが、ユグドラシル以外にヘルヘイムに係る勢力の存在が何となく感じられます。

　デュークというのは公爵、マリカというのは女王という意味であることを考えると、真の実力は、この名の序列に倣うものなのでしょうか。

　ジンバーレモン対斬月・真の闘いも良かったですね
　最初の闘いから、戦闘力の差は下手をすると更に開いてるようにも思いますが、真正面からぶつかり、跳ね飛ばされる鎧武と安定の無双ぶりを見せる斬月のバトルは見応えがありました。
　その直情ぶりに思うところがあってか、姿を晒してみまえた二人が来週何を語り合うのかは非常に興味深いですね。
　
　物語の根幹に関わることが、明かされると同時に人間関係の複雑さはより深みを増してくような予感が漂います。
　来週の放送は見逃すわけにはいかないといった所ですね。