格闘ゲーム的考察 仮面ライダーウィザード 第01話 指輪の魔法使い

 結構、魔法使いというイメージと両立していましたね。
 超肉体派の仮面ライダーというヒーローと、創作ファンタジーにおける魔法使いの知性的なイメージが対立するんじゃないかと思ってましたが、人間の時には魔法使い、ライダーになってからは魔法戦士といった活躍でしたね。

 ストーリーは、ベルセルクですな、どう見ても。
 展開は王道というか、メタルヒーローシリーズの冒頭を見るような感じがしました。
 警察が対応できないような怪事件が起こって、警察は対応できないから手を引くとか、かなり非現実な話ですが、昔のヒーローものには、こういう描写自体がよくあった気がします。
 大人の感覚では、どういう設定であれ、警察が治安維持を放棄するという描写は、さすがにご都合主義すぎる気がしますが、子供の頃はすんなり受け入れてたようにも思います。
 そういう点で、これまでのライダーよりも、さらに子供受けする内容になるのかなという気もしますが、まあ一話だけでは判断できないところでしょうか。

 今作、ウィザードに関しては実験的にこれまでと制作法を変えて、原作の展開を待たず、さっさと素材を造っていくという手法を試してみようと思います。
 後々の話でよりイメージに合うアクションが出てきたならその時に、造り直して差し替えます。

 また、素材はキメの攻撃に当たる一枚以外は、使い回しを多用することでアニメ枚数は減らさず作画労力は減らし、素材も使い回しが効くように、その前提で造るということをやってみようと思います。

 といわけで、ざっと造った立ち攻撃3種です。

 立ちパンチ

 今回の殺陣の中では一回もパンチ攻撃はしてませんでしたね。だから完全な創作アクションです。
 魔法使いという知性派キャラのイメージですから、拳でぶん殴る事はないだろうということで、掌底です。
 
 立ちキック

 これは、2度ほど使ってましたが上に向かって蹴り上げるキックです。ランドの時はエリアル始動技のような効果がついてましたね。

 立ち強攻撃

 剣による刺突。ミノタウロスの武器を破壊してダメージを与える打撃ですからインパクト的にもつけたい攻撃でした。
 他の攻撃と比べてリーチがちょっと長くなりすぎるかな。
 
 次回予告に既に、二人目のライダーがいますね。感じからして2号ライダーではなさそうですが。
 師匠的な人っぽいですから、Wでいう所のスカルみたいな関係でしょうか。

 次からがいよいよ本格的なストーリー開始という感じなんで、期待したいところです。

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