MUGEN的に見てみた仮面ライダーフォーゼ第45・46話

2012年8月19日

　ピスケス回というより、退場する校長への花道のような回でしたね。
　ここまで丁寧に積み上げてきていた裏切りフラグをブチ折って理事長側を全うするとは、少し意外ではありました。
　最近はネタキャラ扱いで、小物の印象になってましたから「私は我が身を守りためだったらなんでもする」というセリフと前フリのせいで完全に寝返ったと思わされました。
　
　まあ、野暮なツッコミですけど、裏切りの小芝居って必要だったかなあ。
　蘭にピスケスであることを伝えて、闘わなければ仲間が傷つく状況に追い込めば、普通にゾディアーツ化したような気もするんですが。
　ピスケス覚醒後スイッチ奪取の為に油断させておくとか、フォーゼ・メテオを罠に誘い込むことも計画のうちと捉えて効率的な作戦だったと解釈するべきでしょうか。

　しかし、当初はまさかここまで印象的なキャラになるとは思ってなかったですねえ。
　最初の幹部であるスコーピオンがあっさり追放された経緯があるから、中盤辺りで消えるかと思ってましたが、全体を通してみると、フォーゼ屈指の名物キャラでした。
　これはやはり、中の人である天野浩成のキャラクターによるところが大きかったようにも思います。
　速水校長もギャレンの中の人であった橘さんも、男前とネタ的な要素を併せ持っていますが、そういうキャラがハマる役者さんなんでしょうね。

　退場の仕方も、理事長の盾となって消えるという男気のある去り方でしたし、最後まで魅せてくれたなあという印象でした。
　

　ライダー超電磁ストライク

　ダイザーと挟み撃ちにする技は過去にも披露してますけど、これはスイッチを利用してますから超必殺技という感じですね。
　技的には突撃技と飛び道具で挟み撃ちにするというイメージでしょうか？

　もはや恒例ですが、予告でとんでもない展開をネタバレしてたんで内容が気になってるんですが、関西在住の為、まだ今週回は見れていません。
　なんとか最終回放送前に見てやろうと思っています。最後の盛り上がりどころだというのに地域性のせいでいらぬ苦労をさせられてますが、なんとかついて行って結末を見届けたいところです。